今できること今しかできないことは今やる!


by mama-yan

おとなのための絵本

Life (ライフ)」  作 くすのき しげのり  絵 松本 春野  出 瑞雲舎c0208932_22561360.png

自分には必要無くなったものや誰かに使って欲しいものを持ってきて、そこに置いてある誰かの必要無くなったものや使って欲しいものを持って帰る、そんなお店、ライフに訪れる人達のお話。

人生には必ず出会いがあり別れがある。それは人だったり物だったり。その繰り返し、つながりで人は生きて行けるのだと思う。そんな事を思わせてくれる絵本。この絵本のつながりを感じられるのはやはり、たくさんの経験を経たおとな達ではないかな。何度も何度も出会いと別れを経験した人ほど、伝わるものがあると思いました。

先月の「おとなのための絵本講座」 テーマ「出会い」で私が紹介した絵本です。
このおとなのための絵本講座は昨年度私の職場、市の男女共生センターで新しい試みとして始めた講座です。テーマに沿った絵本を参加者が持ち寄り、その絵本についてお話してもらいます。読み聞かせをしたり、なぜこの絵本を選んだのか?その絵本にまつわるエピソードなど、自由に絵本について語ってもらいます。毎月1回のペースで開催しています。4月で10回目になりました。参加者は回数を重ねる程リピーターが増えています。年代はさまざまですが、子育てを一段落した方やシニアの方が多いかな。私はスタッフとして講座を進行しながら、参加者と一緒にブックトークをしています。毎回本当に勉強させてもらっています。皆さんの選ばれる本、それにまつわるエピソード、思いなど、それぞれの立場や環境、経験をもとにお話してくださるので、毎回新鮮で、絵本講師としてもたくさんヒントを頂いてます。
参加者が絵本で心を開放されている様子が本当に伝わってきます。
いくつになっても絵本を読んでもらう体験はやはり心地よいものなんですね。

つくづく絵本は子どものためだけではないなぁと思います。
この「ライフ」はまざにおとなのための絵本です。私の大好きな作家さん、くすのきしげのりさんの作品。くすのきさんの絵本は、ちょうど小学生くらいの子どもの心情を描かせたらピカ1だとわたしは思っています。それもそのはず、前職は小学校教論。納得ですよね。大好きな絵本に「おこだでませんように」「ええところ」などがありますが、今回の「ライフ」はびっくり、今までのくすのきさんの作品とはちょっと違う目線の内容でした。
また、これが新鮮で、どんな心情になってこの絵本を書かれたのかな?なんてことを考えて深読みしてます。
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by mama-yan | 2015-05-17 23:01 | 本・絵本